2017年になって2ヶ月が過ぎようとしています。

なんか余裕がなくて、結局ブログも書くことができませんでした。

今年は、リフォームから1年がスタートです。
リフォームは新築の何倍も手間がかかります。それゆえ、余裕がないのかもしれません。

リフォーム状況もおいおいアップしたいと思いますが、今日は昨日行って来た研修会の内容を綴りたいと思います。

昨日の研修会はいといがわ木の家づくり振興協議会主催で県内で地域材を利用した物件や会社を訪問するものでした。

はじめに行ったところは、十日町の住宅会社です。
床、壁、天井とほとんどが地元の杉材が使われ優しい空間の玄関からお出迎えです。
その他の壁も自然素材の塗り壁で私好みのテイストでした。

2階の事務所も見せていただけました。
机までもが杉の集成材で作られ徹底してました。

建築家の伊礼智さんの設計監修とのことで、洗練された統一感がありました。

玄関の床は暖かい感触が受けられるうづくりと言われる加工がされた杉材でした。
こだわってますね〜

お昼は建築家の手塚貴晴、由比さん設計の十日町『いこて』でランチ

大好きなお肉がどーんと乗ってて美味しかったです。
建物も独創的な空間で刺激的でした。ストラクチャーそのものがデザインになってて素敵です。

続いて、向かった先は六日町です。
ショッピングセンターをリノベーションした南魚沼市図書館。



杉材利用のメインは建築そのものではなく本棚でした。杉材の消費量の大半が建築資材だから建築に使わなければならないわけではないので、家具や備品に使用するとこは良いことだと思います。
それにしても照明が多いですね〜
これもきちんと配列されてるから星空みたいに嫌いです。

最後に訪れたのは、塩沢宿牧之通りと鈴木牧之記念館です。
まちづくりの徹底感がすごいです。銀行をはじめ公共機関や商店も全て建築協定により統一され、見とれてしまいました。

大火による糸魚川の復興も、このように魅力ある街並みになってほしいと心底思いました。
防火と伝統の両立、なかなか難しいですが、なんとか実現できるよう建築士としてやれることやっていきたいと思います!