"省エネ住宅"

最近、この言葉をよく耳にします

欧州各国に比べ住宅の断熱性能が低水準である日本は、2020年(東京オリンピック開催)までになんとかせねばと必死

そんな背景からこの言葉をよく耳にするわけですが、なかでも特に遅れをとっているのが"窓"

外壁や屋根に比べ熱が逃げやすい窓なのですが、日本以外の北欧や欧米などは木製窓や樹脂窓を標準とし、断熱をしっかりと考えておりました。 

しかし、日本はアルミサッシを標準としているため窓の断熱化がなかなか進みませんでした

各国で開催される省エネ住宅のシンポジウム等で恥をかいてきた日本は、今ようやく樹脂サッシを標準化させようとし硝子もペアからトリプルへと本気で動き出しました。

そんな波に置いてかれてはいけない
なにより、お客様のことを考えたらここは 譲れない

私はこの糸魚川でも極力樹脂サッシを普及させたいと考えており、この度ついにYKKapのフラッグシップモデルであるAPW430を採用しました。

それがこれです。
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この写真では普通のサッシと何も変わりない(-_-;)

でもガラスを拡大してみると、ほら
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分かりづらいですがガラスが3枚あります。しかもとても分厚いです。
また、写真では全く伝わらないですが実に重いです。

実はこのAPW430ですが日本人が大好きな引違い窓の設定がありません。
なので、引違い窓はどうするかというとその下のモデルであるヘアガラス仕様のAPW330をベースに真空ガラスという優れた硝子を組み合わせ、対応します。

で、それがこれ


ガラスの部分をよく見るとこんな物が付いてました。

どうしてもアルミよりはごつくなりますが、快適性へ導くものですからやむを得ないと思います。

今はまだ値段が高いですが、僕の予想では2020年には値も下がりこれが標準となると思っております。
というよりも、標準になって欲しいと願います。