3月に入り、すっかり雪が消えました。
今年は結局のところ小雪だったんですね。

工事は仕上工事の前段である下地工事が進められております。
外壁材は柱に直接留めないで、その上に取り付けられた下地木材に張るのが標準です。
なぜなら外壁材と柱の間に通気層(空気が通る道)を設けることで、壁が腐るのを防ぎ、家を長持ちさせるためです。
下の写真にある段々に取り付けてある細い板がその下地木材です。
この写真ではわかりませんが、この板には空気が通うように半楕円の穴があいているのですよ。
また、白い紙は、透湿防水シートというもので、湿気は通すが水は通さない紙になります。
具体的には外からの雨水を中に侵入させないで、中の湿気を外に放出させる仕組みです。
ここから出た湿気は先ほどの通気層を通って軒裏から大気に放出されます。
(言葉ではわかりづらいので解説図を添付します)

DSCN4095

(解説図)
外壁通気




室内も壁や天井などはボードを張るための下地木材が組まれ、2階の天井についてはほとんどボードが張られておりました。
このボードはせっこうボードと言い、燃えにくい材料で最近の住宅では必需品なる壁下地材です。
(1F)
DSCN4096

(2F)
DSCN4100

見る見る形になってきました。
これから温かくなり、日も長くなるから工事がはかどります(^-^)